フィルインについて
フィルインとは、トップジェルからカラージェル、アートなどは削りつつ、ベースジェルだけを残してオフすることです。
アセトンなどの薬剤を使わずに、ベースジェルだけを残すため、「一層残し」「ベース残し」や「オフしないジェル」等と呼ばれています。
フィルインのメリット
- 自爪が薄くなるのを防げる
- 皮膚へのダメージが少ない
- ジェルの持ちがよくなる
- ジェルネイルを休みなく年中楽しめる
- 爪を健康的に伸ばすことができる
通常のジェルネイルは、薬剤を使ってオフをし、自爪を軽く削り、ベースジェルを塗布します。そのため、自爪が薄くなってしまいますが、フィルインは自爪まで削らないので薄くなる心配がありません。
また、ジェルネイルをオフする薬剤には、アセトンという溶剤が含まれており、アセトンが触れる指周りの皮膚や爪に必要な水分や油分まで奪ってしまいます。
通常のジェルネイルのベースに比べ、密着性の高い専用のベースを使用するためもちがよくなります。また、健康的に伸ばせることにより、剝がれにくくなり、持ちがよくなる要因になります。
爪を削ったり、薬剤に付けたり、爪にかかる負担を最小限に抑えるため、休むことなくネイルが楽しめ、自爪育成も可能になります。
もちろん、デメリットもあります。
デメリット
- 3~4週間ごとのメンテナンスが必要
- 付け心地に違和感を感じやすい
- グリーンネイルなどのリスクがある
フィルインに限らず、時間がたつにつれジェルが浮いてくるので、メンテナンスは必ず必要ですが、フィルインは爪をご自分で切らずに伸ばしたままになるため必ず3~4週間でのお付け替えが必要です。また、ベースを一層残して再びベースジェルを塗布するため、厚みを感じやすく、強度が高く柔軟性があまりないので、通常のジェルネイルより違和感を覚えやすくなります。
ベースジェルが密着していなかったり、きちんと浮きを取れなかったりすると、グリーンネイルが発生しやすくなるため、きちんとした技術や知識が必要です。